ボトックス 効果

ボトックスの効果について

ボトックス,効果

美容に関心がある女性ならボトックスと言う言葉を聞いた事があると思います。ボトックスは筋肉の動きを抑制する働きがある事からシワ取りや小顔、多汗症など、様々な治療に用いられています。また、顔のえら、ふくらはぎ筋肉太りなどにも効果があると言われています

 

ボトックスは元々顔面痙攣や眼瞼痙攣の治療に使用されていましたが、最近になってシワ取りや小顔といった美容分野で使用される事が多くなりました。ボトックスを詳しく説明するとアラガン社の登録商標薬剤で「A型ボツリヌス毒素」を薬剤にしたものでボツリヌス菌と呼ばれる細菌の一部のタンパク質を抽出したものです。

 

ボトックスがなぜ筋肉の動きを抑制するのかと言うと筋肉を動かす神経から放出される伝達物質を、ブロックする作用があるため筋肉の動きを抑制します。この抑制効果でシワを作る原因となる表情筋の動きを鈍らせる事ができるのでシワ取り効果があります。ボトックスを注入する事により筋肉を萎縮させ下あごの筋肉を退化させ小顔を作る事もできます。

 

シワ取り効果があり、小顔にもなれるボトックスは美を追求する女性にとって魅力がある物ですが、残念ながらボトックスの効果は永遠に続くものではありません。ボトックスの効果は個人差がありますが、ボトックスを注入してから1日〜2週間程度で効果が現れ、数ヶ月〜半年程度まで持続すると言われています。ボトックスの効果を持続させ続けるためには数ヶ月に一度の割合で、治療を繰り返さなければいけません。


ボトックス注射でシワ取り

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顔のシワをボトックスで取るにはボトックスをシワの周りに注入する必要があります。ボトックスは食中毒を起こすボツリヌス菌と同じものなので心配になる人もいるかもしれませんが、ボトックスでは食中毒を起こす量の100分の1から1000分の1の一定量の毒素しか使用しませんので安全性に関しては大丈夫です。

 

ボトックスのシワ取り効果は顔に深く刻まれたシワよりも表情の変化によってできたシワに対して効果があるようです。顔のシワ取りとしては眉間や額のシワの原因となる筋肉数ヶ所にボトックスを注射をすれば2,3日もすればボトックス注射の効果が現れてきます。

 

ボトックス注射で強制的に表情のシワを取る事で表情の癖が治っていくのでボトックスの効果がなくなってもシワが目立たなくなるケースも多くあるようです。

 

ボトックス注射は数ヶ月ごとに打つ必要がありますが、継続していく事でボトックスの効果が長くなります。できるだけボトックス注射の効果を持続させるためにもボトックスの効果が切れてしまう前にボトックスを再注射する必要があります。いつまでも若々しい顔を保つためボトックス注射は長期に渡って定期的に打つようにしましょう。


ボトックスと小顔治療

ボトックスを注入して小顔になる最大のメリットはメスを使用しない事にあるのではないでしょうか。ボトックス以外の小顔になる方法としては顔にメスを入れ、アゴの骨を削ったりする方法などがありますが、当然ながら体にも精神的にも大きな負担となりリスクも高くなります。そのような高いリスクを考えた場合にボトックス注入による小顔治療は小顔に憧れる人にとっては有効な手段と言えるでしょう。

 

ボトックスを注射することによって顔の筋肉の動きが止まるので、例えばエラが張っていたり、下ぶくれなどで悩んでいる場合は物をかむ時に使う筋肉である咬筋をボトックスによって麻痺させ、咬筋の動きを退化させる事でエラ周辺が徐々に小さくなっていきます。顔の数ヶ所に注射をするだけの治療で数分で終わるので、当然入院をする事もありません。小顔の効果を実感できるのは1ヶ月程度でアゴのラインがシャープになっていき、半年から1年のあいだ効果が持続します。

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